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低温調理器でR1ヨーグルトを1,000mlに増やすレシピ【失敗なし】

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  • 低温調理でR-1ヨーグルトを増やしたい!
  • ヨーグルト作りを失敗しない温度と時間は?
  • 食材や道具はどんなものを揃えればいいんだろう?

そのような方に、低温調理器でR-1ヨーグルトを増やす方法をご紹介します。

お肉料理のイメージが強い低温調理ですが、ヨーグルトとの組み合わせは最強です!
なぜなら、ヨーグルト作りで大事な「一定の温度を保つこと」は、低温調理がもっとも得意とするところだからです。

僕は低温調理器を買ってから2年間ほどR-1ヨーグルトを増やし続けていまして、低温調理器を一番使っているのは今回のヨーグルト作りだったりします。

そこで、本記事では次の内容をお伝えします。

  • R-1ヨーグルトを失敗なく増やすレシピ
  • おすすめの食材・道具
  • 温度設定の根拠

この記事で、R-1ヨーグルトを増やすための知識はほぼ網羅していると思います。

レシピの結論から言ってしまうと、R-1ヨーグルトを増やすためには「43度で10時間」低温調理にかけます。

メーカーのQ&Aサイトによれば、「一般家庭では、R-1の1073R-1乳酸菌が作りだすEPS(多糖体)が十分作れないと考えられる」とありますので、必ずしもR-1の効能が発揮されないことにご注意ください。
また、品質や安全性に責任は負えませんので自己責任でお試しください。

低温調理器でR-1ヨーグルトを1,000mlに増やすレシピ

R-1ヨーグルトを増やすための材料

R-1ヨーグルトを増やすのに使う材料は、次の3つです。

  • 成分無調整の牛乳・・・1パック
  • R-1ヨーグルト(固形・加糖)・・・1個
  • 北海道てんさいオリゴ・・・大さじ2

僕は砂糖として、液体タイプの「北海道てんさいオリゴ」を使っています。
このオリゴ糖はヨーグルトが固まりやすく、甘さもしっかり出るのでお気に入り。

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低温調理でR-1ヨーグルトを増やす手順を徹底解説

材料は揃いましたでしょうか?

それでは、早速R-1ヨーグルトを増やす方法を解説していきます。

R-1ヨーグルトを増やす流れ

  1. 煮沸消毒
  2. 43度に設定
  3. ビンに食材を入れる
  4. 10時間待つ
  5. 冷やす

1. ビンなどを煮沸消毒する

ヨーグルトに触れる道具を、すべて煮沸消毒します。

大きめの鍋にお湯を沸騰させてビンなどを沈め、時間がある程度たったらトングなどで取り出して乾かします。

くれぐれもヤケドしないように注意してください!

なお、煮沸消毒する理由は次のとおりです。

  • ヨーグルトの失敗が減る
  • 雑菌が繁殖するかも
  • 腐敗したものができるかも

面倒ですが、リスクを減らすためにもやっておきましょう!

2. 低温調理器を43度にセット

あらかじめ、低温調理器を43度にセットします。

3. ビンに食材を全て入れる

先ほどのビンに、材料をすべて入れて混ぜます。

まず、ヨーグルトとオリゴ糖を全部と、牛乳を半分くらい入れて混ぜるのがコツです。

よく混ぜたら、残りの牛乳を入れてよく混ぜましょう。

4. ビンを水槽に沈めて10時間

43度にセットした低温調理器に、10時間かけます。

夜の8時に動かし始めたら、翌朝の6時にでき上がっている計算ですね。

ヨーグルトを流水で冷やす

ビンごと流水で流して荒熱をとったら、冷蔵庫に入れて冷やしましょう。

これで、完成です!

補足:43度に設定する根拠

明治の特許情報を元に、温度設定を43度としました。

僕のこれまでの経験上も43度で増やせていますし、特別なこだわりがなければ43度で良いと思います!

NK活性上昇作用を有する酸性多糖体を産生するL. bulgaricus OLL1073R-1を用いて発酵乳を作製した。
生乳、脱脂粉乳、砂糖を使用し、SNF9.7%、FAT3.05%、砂糖3.0%に調製した溶液(以下発酵乳Mix)にL. bulgaricus OLL1073R-1、S. thermophilus OLS3059(FERM P-15487)をスターター菌として加え、43℃で発酵を行った。特許5744462NK細胞活性化剤」より

R-1ヨーグルトのコツや食材について

ちょっとしたコツや使う食材についての補足をまとめました。

オススメの牛乳は?

スーパーで手に入る「成分無調整牛乳」を使えば大丈夫です!

基本的に安いものでも失敗なく作れますが、ちょっと高めの牛乳を選ぶと味も少し変わりますので楽しいですね。

予算が許す範囲で、いろいろ実験してみるのもオススメです♪

ビンを使うとラクです

牛乳パックのまま作るのは、あまりオススメしません。

「煮沸消毒を省略できるかも!」と思って何度かトライしましたが、ふり混ぜるときに中身が飛び出してきてうまくいきませんでした。

ビンのおすすめは、ボルミオリ・ロッコのビンです。

口が広く、ヨーグルトを作るとき・食べるときに出し入れがしやすいので、うちでヨーグルトを作るときにはこれを愛用しています。

R-1ヨーグルトの種類(タイプ)は、どれが良い?

次の理由から、「R-1固形タイプ」をオススメします!

  • 他のタイプより固まりやすい気がする
  • 添加物がもっとも少ない

液体タイプなども試しましたが、【固形+加糖】が一番固まりやすかった気がします。

添加物の方は、メーカーさんのHPより引用しますのでご確認ください。

商品名成分
R-1固形タイプ生乳、乳製品、砂糖/甘味料(ステビア)
R-1固形タイプ(低脂肪)生乳、乳製品、砂糖、乳たんぱく質
R-1固形タイプ(砂糖ゼロ)生乳、乳製品、ポリデキストロース、エリスリトール/甘味料(スクラロース)
R-1ドリンクタイプ乳製品、ぶどう糖果糖液糖、砂糖/安定剤(ペクチン)、甘味料(ステビア)、香料、酸味料
R-1ドリンクタイプ
(低糖・低カロリー)
乳製品、ぶどう糖果糖液糖、砂糖/安定剤(ペクチン)、甘味料(アスパルテーム・L—フェニルアラニン化合物、ステビア)、酸味料、香料

R-1ヨーグルトの「植え継ぎ」はできる?

実際にやってみたところ、「植え継ぎ」できました。

ただし、増やすごとにヨーグルトが緩くなっていくんですよね…。個人的にはオススメしません。
もしかすると、植え継ぎの過程で雑菌が混入しているせいかもです。

植え継ぎをすればするほど、R-1ヨーグルトを買う必要がなくなりコストは浮きますが、僕はやらなくなりました。

植え継ぎしなくても十分安く上がってますし、ムダなリスクは取らない方針です。

どれくらいで低温調理器の元がとれる?

20回ほどR-1ヨーグルトを作れば元が取れる計算です。

もっと安い低温調理器であれば、より早く投資額を回収できますね。

簡単な損益分岐のグラフを作成したので、載せておきます。

【まとめ】ヨーグルト作りに失敗した経験がある人こそ、試してほしい!

ヨーグルトメーカーなどで失敗経験がある方にこそ、今回のレシピを試して欲しいです。(本当に、よっぽどのことがないと失敗しません…!)

煮沸という手間もありますが、基本的に放っておけばできちゃうお手軽レシピ。

一度作ってみると、もうやめられないレシピになると思います。

今回は以上です。

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この記事を書いた人

ミニマリストエッセイスト。
旅や日常の発見を綴り、持ち物へのこだわりを探求。
シンプルに生きる楽しさを発信中。

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